P01.バルコニーに屋外用カーテンレールを取付ケル(6)

・Mark
-穴あけ位置印付け

レールは写真のようなブラケットを支点に固定される。
まずは、ブラケットがつく位置の二点のネジ留め穴を開ける必要がある。
ブラケットの間隔は製造元指定があるので、その位置に養生テープで固定。

レールを想定の位置に押し付けて、ブラケット穴の位置を油性マジックでプロット。


・Drilling
-躯体への穴あけ

再び図面を参照。
鉄骨造なので取付位置は主構造体ではない。
副構造体として組まれた軽量鉄骨の上にラス+厚モルタル左官+吹付塗装がされたものだ。
だからモルタル左官に対して穴あけするということになる。


11-1 Studioにある穴あけ道具の中で適しそうなのが、この電動ドリル
ネットで調べると、一般的にはコンクリートへの穴あけには普通のドリルではなく振動ドリルが必要らしい。穴あけ方向に細かい打撃を加えて、砕きながらでないと刃が進んで行かないと書いてあった。
けれど11-1 Studioにはハンマードリルはあるけれど振動ドリルはない。
ハンマードリルでは穴を開けるどころか、コンクリートを砕いて壊してしまう・・・。

穴あけ対象がコンクリートではなくて、少し硬度は落ちるモルタルであることから、金属用のドリルビットを使えばなんとかなるのでは・・・。
ということで、とりあえずやってみた。

が、・・・・

10mm程度入ったところで刃が止まってしまい、その先にはどうにも空転するばかりで進んでいかない!上向きなのでただでさえ力が入れづらいのだが、どれだけ強く押し付けても入って行かないのだ。
何か硬い層に当たっていて、二進も三進もいかない。
どうするか・・・・。

とりあえずコンクリート用釘があった。
これで少し硬い層にくさびを入れ、少し細めのドリルビットで開け進めないだろうか。

試しに、コンクリート用釘を丸玄能で叩いて打ち込んでみる。
そのあと後追いでドリル。

そして・・・
遂に行った!
一箇所だけだが25mmほどドリルビットが入った。

が、しかし。
他の箇所はうまく行かない。
上向きなので、一箇所だけでもすごい体力の消耗だ。
散々やって、ドリルが入っていったのはたった3mm程度。


う〜む。。。
これは少し無理だろうか・・・・。
どうしよう。

つづく

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